たまに聞かれるのですが、どうしてそんなにこだわっているの?って

自宅で食べる野菜の90%は、決まった農園さんから直接買っています。月に数回ほど配送してもらっています。

無農薬・無肥料・固定種や在来種の野菜を栽培している自然農の農家さんとのつながりは、もちろん自分の健康の為でもありますが、自然栽培農家さんの応援でもあります。

直接つながること、細く長く繋がり続けることはお互いにとって好いことしかないと思っています。

そして、自然農農家さんの応援をするのは、未来の子供たちに今ある選択肢を残していたいという想いがあるからです。

 

これまでに自然栽培の米作りのワークショップに参加したり、また自然農園で実際に田畑仕事を手伝ったりしましたが、本当に本当に大変です。

自然と共存共栄するとは「変化」を受け入れながらのサバイバルだなと感じました。この暑い時の田畑仕事は、数日で草がボーボーに生えてくるので、炎天下の中ひたすら草刈り、想像を絶する過酷さです。

そんな中で開発された除草剤や農薬、種の品種改良・・・農家さんにとっては画期的なもので神様仏様ありがとう!ってなるなぁと思いました。

ただ、農家さんの助けとなるテクノロジーのはずが、度を超えてしまうと社会問題になってしまうわけで・・・。人間の自我が勝ってしまうとバランスが狂ってしまうのですね。

農業と経済の発展とのバランス、自然とテクノロジーのバランス、人間が生きていく上で大事な土台がおかしなことになっているわけです。

自然そのものとどんどん遠ざかってしまい、身体精神の健康状態も変なことになってきています。本当に健康な人の方が少ないなんて、アレルギーを持っているのが当たり前になっているっておかしいと思うんだなぁ。。。原因って環境や食べ物なんだもの、すごく不自然に感じます。

そんな世の中で、自然なものを食べよう、自然なものを作ろうとしている農家さんが生きていくって大変です。一般的な農業と経済のしくみには適応できないわけですから。

例えば、農作物を流通のしくみに乗せるために農業協会に持っていくにしても規定があるわけです。指定の農薬や化学肥料を決められて量を使っていないと扱ってもらえないとか、しがらみがあるわけです。

たとえ流通のしくみに乗ったとしても、金額が合わない。手間暇がかかっている上に流通コストが上乗せされてしまうと高額になりますし、店頭に並んだところで消費者が何を基準に何を選ぶかにかかってきます。

残念ながら、多くの人が金額や見た目で選んでしまうので、自然のものは売れないのです。昔は、八百屋さんで量り売りが主流でした。自然のものだから大きさ形がバラバラなので重さで値段が決まっていたのですよね。

そんなこんなで、いくつもの課題がある中で、どうしたらいいのか?私は消費者としてお金の払い先を選ぶということができると思いました。

手元にあるお金が誰の手に渡ってどう流れていくのか、未来に続く愛のある選択と行動をしている人の手元をとおるお金の循環の環に入りたいとも思いました。

作り手さんの心を感じる、お顔が見える、そんなモノにお金を払うようになり、農家さんも地元でなさっている方を探してお願いするようになりました。

で、何のために農家さんを応援しているのか?なのですが、これは未来の子供たちの為です。今と同じように選択肢があるように願っての事です。

今私たちが日常生活で当たり前にしていることは先人のおかげ。今私たちが日常生活で当たり前にしていることが未来の子供たちの生活に大きく影響する。日常の一つ一つを「未来の平和につながる」という基準で選択する大人が一人でも多く増えてほしい。

そんなことをわざわざ言うことではないと思っていたけれど、有名人とか影響力がある人ではない普通の私でも心の中で「未来の平和につながる」ことを願って生きているってことを、そんな風に考えて生きている人たちが結構いるってことを発信するのも私に出来る事の一つかなと思えてきたので書いてみました。

上手く書けないけれど、農業のこと、経済のこと、健康のこと、地球のこと、どこに視点を向けるかによって見え方が随分変わり面白い発見がたくさんある。

現実を目の当たりにしてガックリすることもあるけれど、だからこそ大事だなぁって思えるし、今の私たち世代の大人が、本当の意味で大人(精神的に成熟した大人)にならなくちゃって強く思うのです。

何をしているか?も大事かもしれませんが、私は何を想って生きているのか、その方の奥にある想い・願い・・・価値観に興味があり、違いを尊重しあい、分かち合い、バランス感覚を取り戻し「らしく」生きる、そんなつながりを大事にしたい。